確実性への要求は必ずしもスッキリするとは限らない

ノボトニー • ジェローム OMI – 前回の記事では、同性愛に関するカトリック教会の公式な客観的教えに触れた。「真実:カトリック教会とLGBTQ+」の記事である。今回はその続きとして、カナダの小教区で助祭を務める親友のダグラス・マクマナマン氏からいただいた記事を紹介し、主観的/司牧的アプローチについて述べたいと思う。ダグラス・マクマナマン助祭は、Lifeissuses.netのライターであり、高校生にカトリックの性倫理を教える教師であり、多くの書籍や記事を書いている。この記事の掲載を許可してくださったダグ助祭に感謝します。同性愛を扱う場合、客観的側面と主観的側面の両方に重点を置くことが必要だと思う。どちらか一方を避けることは混乱につながるからです。

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子どもたちに対する戦争: ダウン症ジェノサイド – 90%が殺害された(パート13)

(この記事は、「子どもたちへの戦争」を引き起こしている大人の強迫観念を明らかにするノボトニー 神父による継続中のシリーズの一部です。)

テレビでニュースを見たり、朝刊を開いたりするたびに、毎日世界中で、人と人との憎しみがもたらす影響を目にする。暴力は家庭、職場、公共機関、学校、医療施設、そして街頭で起こる。それは実に多くの無意味な形で起こり、女性や子どもたちがしばしば犠牲となる。私たちはまた、戦争状態にある世界の多くの場所で、暴力と憎悪がもたらす壊滅的な影響を目の当たりにしている。その典型的な例がウクライナだ。かつては家族を養い、生計を立てていた人々がいた場所には、焼け落ちた家や事業の灰しかない。私たち人間は怒りに満ちて、その過程で誰を破壊しようとも気にしなくなることがある。この世で起こるすべての破壊は、人間の心の中に潜む罪という一つの源を持っている。私たちは他人を非難したくなるかもしれない。世界の不幸を政府やその他の組織のせいにするかもしれない。しかし、結局のところ、憎しみと暴力は、神と神の愛を拒絶する人間の心から生じている。

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2023年幼子イエスさまはどこにおられるの?

ノボトニー • ジェローム OMI – 今年もこの季節がやってきた。クリスマスだ。パンデミック(感染爆発)、地上の軍備増強、独裁者の人権抑圧、生まれている子どもと生まれてくる子どもへの戦争、トランスジェンダー男性が女性スポーツを乗っ取ること、日々のフェイクニュースなど、朝刊の見出しを見ればこれらのニュースは星の数ほどある。そして2023年のクリスマスは、確かに祝日としては到来した。しかし、今日の問題だらけの世界に欠けているものは何だろう?簡単に言えば、クリスマスが欠けている。キリストが欠如しているのに、12月25日を祝えるはずがない。私たちはキリストなしでクリスマスを祝おうと主張している。それは、あなたのいないあなたの誕生日を祝うようなものだ。

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真理:カトリック教会とLGBTQ+

ノボトニー • ジェローム OMI – 「真理はあなたがたを自由なものとするだろう」(ヨハネによる福音書 8:32)とイエスは約束された。

若い頃、私はアメリカのミネソタ州の農場に住んでいた。農夫なら誰でも言うだろうが、農作業で最も困難なことのひとつは、種を受け入れるための土づくりである。掘り起こし、移動させる必要のある木や潅木、岩石を取り除き、土地を整地するのは大変な作業だ。土が整ったら、肥料を与え、生育に必要な十分な栄養素があることを必ず確かめなければならない。最後に、土壌に十分な灌漑を施さなければならない。そうして初めて、植える種を支える土壌の準備が整うのだ。

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神は本当に沈黙しているのか?

ウクライナ当局によると、ロシアの侵攻が始まってから約8カ月、400人以上の子どもたちが死亡し、さらに多くの子どもたちが負傷しています。第二次世界大戦以来、最も大きな被害をもたらしている紛争の犠牲者の中には、人生が始まったばかりの小さな子供たちがいます。

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子どもたちに対する戦争:「子ども向け」ゲイドラッグショーは「不適切」(パート11)

(この記事は、「子どもたちへの戦争」を引き起こしている大人の強迫観念を明らかにするノボトニー 神父による継続中のシリーズの一部です。)

最近、あるスキャンダルが新聞を賑わし、ゲイコミュニティによる子どもへの信じられないような攻撃が浮き彫りになりました「ダラスゲイバーの『子ども向け』ドラッグショー」と題した記事が米国テキサス州で掲載され、子ども向けのドラッグショーを特集したのです。直ちに州議会議員は、こうした不適切な出来事から子どもたちを守るための法案を提出すると発表しました。「ドラッグショーは子どもの居場所ではない」と同氏は述べています。私の疑問は、「なぜ過去何年間も、ゲイコミュニティから子どもたちを守るために何もしてこなかったのか」ということです。執筆者のマイケル・ブラウン氏は、ドラッグクイーンが子どもたち(およびその親たち)に向けてパフォーマンスをする光景は、20年近く前からプライドパレードでよく見られることで、世間の反発はほとんどなかったと指摘しています。ゲイバーで行われる「ドラッグクイーンショー」は、ゲイコミュニティから発祥したもので、家族が子どもたちと一緒に「プライド月間」を祝うために生み出されました。

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子どもたちに対する戦い:生きた胚の凍結 – 「人間か否か」(パート10)

(この記事は、「子どもたちへの戦争」を引き起こしている大人の強迫観念を明らかにするノボトニー 神父による継続中のシリーズの一部です。)

人生では何がもっとも重要かということを非常に容易に見失ってしまいます。私たちの日々は非常に忙しく、生まれる前の胚胎児やすでにこの世に生を受けた子どもたちの両方が直面している問題を見過ごしがちです。生まれる前の胚の凍結を例にとってみましょう。これは子どもたちに対して行われている戦争の、もう一つの執着です。この方法では、生きている人の命を奪い、実際に凍結させます。この凍結は、一般的に固化とも言われますが、生まれる前の胚胎児が、凝固点以下まで体温を下げることで固体になる相転移です。

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子どもたちに対する戦争:子ども兵士たちー「私たちを守って!」(パート9)

(この記事は、「子どもたちへの戦争」を引き起こしている大人の強迫観念を明らかにするノボトニー 神父による継続中のシリーズの一部です。)

 「どの子どもも一人ひとり種類の違う花だ。みんながそろってこの世界は美しい花園となる」(作者不詳)。この世界にある最も貴重なものの一つが、子どもたちです。神様は、一人ひとりをかけがえのない人間として、オンリーワンの存在としてお創りになりました。はじめに神は「男と女」をお造りになり、「増えよ、地に満ちよ」と言って、ご自分の創造の業に参加することを願われました。その結果、一人ひとりが尊く、「特別な」才能や能力を持ち、世界に生命を与える子どもたちが誕生しました。子どもは、幼少期から青年期に至るまで、人間として成長するために安全な環境を必要とします。その時期は、子どもたちが恐れなく、暴力の不安なく、そして虐待や搾取からも保護されて生きるべき時なのです。子どもたちは世界の未来であり、私たちは他の貴重な資源に対すると同じように、彼らを大切にする必要があります。

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子どもに対する戦争:気候変動 ―「COP25の前と後」(パート8)

(この記事は、「子どもたちへの戦争」を引き起こしている大人の強迫観念を明らかにするノボトニー 神父による継続中のシリーズの一部です。)

(COP25の前) 「あなたは老衰で死に、私たちは気候変動で死ぬだろう!」 気候変動に対応する政治家の無関心に若者たちが反撃しています。「私たちが欲しいものは何か? 気候の公正さだ! いつ欲しいのか? 今だ!」COP26の「ユースデー」に合わせて街に繰り出した何千人もの抗議者たちの訴えが、グラスゴーの中心街に響き渡りました。若いリーダーたちは、自分たちの声を届けるために最善を尽くし、気候変動対策の現状や、一部の人が主張している「気候に対する無策」への不満を訴えました。幼い子どもたちもデモに参加しました。そのうちの一人は、UN Newsに「気候変動は宿題よりひどい」と語っていました。

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敵を愛することは本当に可能でしょうか?

「あなたは不可能なことをお求めになるお方ではありません。
私のイエスよ、あなたはよくご存知ですが、
私はあなたが愛するようには、人を愛することができません。
もし、あなたが私の中のその人を愛しておられなければ。
あなたの御心は、あなたが私に愛しなさいと命じられたすべての人を、
私が愛することです。」(リジューの聖テレジア)

世界で道義を訴える偉大な人の一人、デズモンド・ツツ元大主教の逝去[2021年12月26日]からほぼ2ヵ月になります。南アフリカ共和国、ケープタウンで初めての黒人大主教として、アパルトヘイト人種隔離政策の撤廃に尽力しました。そして、人間性を奪うその差別のシステムがついに廃止されたとき、彼は南アフリカのすべての人々にとって平和な未来が実現するようにと、自国の白人と黒人の間に許しと和解をもたらすために働きました。

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子どもに対する戦争:物乞いの強要 – 「盗まれた命」(パート7)

(この記事は、「子どもたちへの戦争」を引き起こしている大人の強迫観念を明らかにするノボトニー 神父による継続中のシリーズの一部です。)

あなたならどうしますか?たとえば、大都市の通りを歩いていて、母親と子どもが路上に座っているのを目にしたら。子どもはとても具合が悪そうに見え、金受け用の缶を差し出し、必死に助けを求めています。

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子どもに対する戦争:養子縁組ロンダリング – 「子どもの誘拐」(パート6)

(この記事は、「子どもたちへの戦争」を引き起こしている大人の強迫観念を明らかにするノボトニー 神父による継続中のシリーズの一部です。)

ご存じのとおり、現在、世界で非常に現実的な戦争が続いています。子どもの命に対する戦争です。この記事では、「チャイルド・ロンダリング」についてお話しします。聖書は私たちに教えてくださいます。それぞれの人間は神の姿を模して創られており、敵は、生まれてくる前の子どもをはじめ、可能な限りすべての人を破壊することで、その姿を何よりも攻撃したいと望みます。 このような罪のない子どもたちのための戦いは私たちにかかっています。簡単ではありませんが、神は私たちの味方です。

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悪魔は存在するのか?プーチンの違法な侵攻

ロシアが違法な武力による砲撃を強化することで、ウクライナの人道的危機は深まっています。食糧、水、暖房や医薬品は減少の一途をたどっています。100万人の子どもを含む200万人を超す避難民が、ウクライナから逃れています。ロシア軍の侵攻は速度を落としつつありますが、一般市民の死者数は増加しています。この記事で、あるストーリーを共有させてください。何年も前の1884年、小さな礼拝堂でローマ教皇レオ13世がミサを行っていたとき、祭壇の近くで突然声が聞こえました。彼はあたりを見回しましたが、誰もいませんでした。しかし、耳にした言葉に恐怖にうち震えました。教皇が耳にしたのは、神と悪魔の会話でした。

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子どもたちへの戦争 (第5回):身体部位 -「胎児にとって最悪の悪夢」

(この記事は、「子どもたちへの戦争」を引き起こしている大人の強迫観念を明らかにするノボトニー 神父による継続中のシリーズの一部です。)

生命は美しいです。生命は貴重で神聖なものです。

人間には保護され守られるべき権利と尊厳があると、善良な人々は信じています。しかし、それに反対する人たちがいます。彼らは「胎児たちへの戦争」を公言しています。しかし、「良い」戦争はありません。どんな戦争であれ詰まるところ、何百万人もの人が死に、多くの人が身体的な不自由に追い込まれるのです。では、そもそもなぜ戦争をするのでしょうか? その理由は、胎児へのこの戦争が非常に儲かるからです。例えば、次のような出来事を考えてみましょう。心臓がまだ動いている胎児の臓器を、ピッツバーグ大学が摘出していたと聞いて、世界中が震撼しました。

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子どもたちへの戦争(第4回): ポルノグラフィー −「ネット・ポルノ」

(この記事は、「子どもたちへの戦争」を引き起こしている大人の強迫観念を明らかにするノボトニー 神父による継続中のシリーズの一部です。)
 
インターネット上のポルノは爆発的に増え、何百万ものポルノ・サイトが存在するようになりました。今や、市場規模1000億円に上る活況を呈しています。インターネット・ポルノは誰に対しても説明責任を負うことなく家庭に侵入し、健全な家庭を壊しています。夜ごと、私のパソコンのメールボックスに、30通を超えるフォノグラフィーの電子メールが着信します。なんと、これが日常の出来事になっています。これらの迷惑メールのほとんどは、ワンクリックでポルノ・サイトに無制限にプライベート・アクセスできるようになっています。この簡単な手順が、小さな子どもの好奇心と指先を誘惑します。ポルノ会社は「道徳観念のかけらもなく」、公開ネット・ポルノへの扉を開き、無垢な若い世代がソフトのみならずハードのポルノも瞬時に見られるようにしていました。大企業の目的はただ一つ、金儲けです。例えば、数十億ドル規模のビジネスであるフェイスブックは、児童ポルノを許可しています。

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