人間が作った破壊的な法制度

人間の法制度を神を超えるレベルまで引き上げたらどうなるのか?アイルランドの最高裁判所が、先日、重度の障害がある胎児やレイプによって妊娠した胎児の中絶を可能にする法律を制定した。簡単に言うと、神によって創られた無垢の命を殺す権利が法制度によって認められたことになる。

どのような権限があって裁判所は生きるべき胎児と生きるべきでない胎児を決めるのか?かつて子宮は胎児にとって世界で最も安全な場所だった。現在、それは最も危険な場所になっている。私たちは次のように自問しなければならない。「裁判所には母親の体内のこの神聖なエリアに入り込み、無垢の命を奪う法的権限があるのか。」裁判所の主な役割は「すべての人の命」を敬い、守ることである。

ナチス法に似たこの新しい法律は、純粋な人種を創ることに焦点を置いている。この法律で存在が許されるのは、望まれて生まれて来る健康な人だけである。ガイドラインはない。すべての裁判官が自由に決定できる。それがこうした混乱を生んでいる主な理由である。

このような法律を制定する者は、社会から神を排除することで「死の文化」をもたらしている。プランドペアレントフッドを支援する米国の大統領が代表的な例である。一連のビデオによって先日明らかになったが、プランドペアレントフッドは年間数百万人の胎児を殺している中絶産業であるだけでなく、死体を売却して収入を得ているのである。

教養ある人間として、この恐ろしい悪事の継続が許されていることに私たち全員が責任を負うべきである。最近ビデオが公開されたにも関わらず、プランドペアレントフッドは「今も運営を続けている」。それはなぜだろうか?

レイプによって妊娠した望まない胎児もこうした殺戮の対象となる悪のカテゴリに分類される。裁判所は女性を被害者とみなすが、レイプで妊娠した胎児の人間性は無視される。このような胎児は、無垢な被害者ではなく、「レイプ魔」の子供としか呼ばれない。他の人の罪でなぜ子供が罰せられなくてはならいのか?

まもなくクリスマスを迎える。旧約聖書では、神が人々を導く強い預言者を遣わされた。新約聖書では、洗礼によって私たちが強い預言者となり、神を社会に連れ戻さなくてはならない。

ノボトニー・ジェローム、OMI

ノボトニー ⋆ ジェローム 神父 について

Oblate Missionaries of Mary Immaculate (0MI)は 聖母献身宣教会 (オブレート 会)に所属するカトリックの司祭ならびに兄弟のグループです。私たちは 全ての人々 --特に貧しい人々 --が人間としての尊厳に対して、完全な自覚を勝ち取るために 努力しています。私たちは、声なき者の叫びを聞き、そして多くの人に聞いてほしい とがんばっています。正義への行動は、私たちの仕事に欠くことのできない部分であ り、抑圧と貧困の原因となる全てを変えようとしているのです。このように、私たち は、まさに命の誕生からその終わりまで、人間の尊厳を認識する社会を創ることにあ ずかっています。
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