人口減少:絶滅の時代?

ten「生命のため、友人」ー 10引く1が9であることを人々がなかなか理解できないのはなぜなのか? リンゴが10個あって1個捨てたら9個しか残らないだろう?世界中のどの国もこの単純な人口方程式に悩んでいる。 労働人口が最も急減している日本を例に取ってみよう。

ジャパンタイムズに「人口が5年連続で減少」という見出しが躍った。2013年の出生数は103万人に微増したが、 死亡数は過去最高の126万人に達した。その結果、人口減少、すなわち、死亡数が出生数を237, 450人上回ることになった。この数字は日本最高記録である。人口は7年連続で人工的に減少したのである。

現在の日本の総人口のうち、15歳未満の子どもは13%で、65歳以上は25%である。計算上は、人口は減少する。「 労働人口の減少」につながるこの「人口内部崩壊」の主な原因は、日本の小児人口の人為的な減少である。

crib単純な論理方程式に当てはめてみよう。労働人口を安定的に確保するには出生率2.1が必要になる。現在、 日本の出生率は1.4である。日本は妊娠中絶の割合が高いため、出生率が低下し、 自ら進んで労働人口の減少を引き起こすことになっている。

21世紀以降、日本では毎年、約30万件の中絶が行われている。つまり、 10年間では360万人の日本の人口減少に相当する。中絶の件数が減れば、労働人口の減少にも歯止めがかかる。

ただし、医師が所得税の支払いを回避する方法として(Coleman 1991)、さらに女性の秘密、特に中学生や高校生という若い女性の秘密を守るという社会的圧力により、 実施した中絶の件数を少なく報告する傾向があることから、 中絶に関して日本政府が発表している統計を正確とみなすことはできない。(ウィキペディア) 中絶の件数ははるかに多いと考えられる。

沈黙はもはや善良な人が取るべき行動ではない。中絶を行う社会は自らを死に追いやっている。簡単な算数である。 10引く1は9。生まれてくる子どもを守るのか、沈黙によって殺人を支持するのか、選択するのは私たち自身である。

 

ノボトニー・ジェローム、OMI
2014年6月28日掲載
英語原文: A Population Shrinks: Age of Extinction?

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images-3「いのちの福音」 ー 天使がマリアに語ったお告げは、次のような励ましを与える言葉で表現されています。「マリア、恐れることはない。……神にできないことは何一つない」(ル カ1・30、37)。おとめにして母であるかたの全生涯は、実に、神は近くにいてくださるという確信、神はその摂理的なはからいをもって伴ってくださると いう確信に貫かれています。教会にとっても同じことが当てはまります。教会は荒れ野に、すなわち試練の場であると同時に神の民に向けられる神の愛が顕現す る場でもある(ホセア2・16参照)荒れ野に、「神の用意された場所」(黙示録12・6)を見つけるからです。死に対して戦う教会にとって、マリアは生き た慰めの言葉です。旅する民、いのちの民、いのちのために働く民であるわたしたちは、「新しい天と新しい地」(黙示録21・1)を目指して信仰をもって進むとき、「確実な希望と慰めのしるし142」であるマリアにより頼みます。 (#105)

ああ、マリア、
新しい世界の輝かしい夜明け、
いのちあるものの母、
わたしたちのいのちをあなたにゆだねます。
産声を上げられなかった赤子たち、
いのちの危機に瀕している貧しい人々、
残忍な暴力の犠牲となっている男女、
無関心と誤ったいつくしみのゆえに殺害される高齢者や病人たち、
これらの人々に母としてのまなざしを注いてください。
御子キリストを信じるすべての人が、
真心と愛を込めて、
今の時代に生きる人々にいのちの福音をのべ伝えることができますように。
この福音を、
まったく新しいたまものとして受け入れる恵みと、
生涯をとおして感謝のうちにたたえる喜びと、
堅い決意をもってあかしする勇気を与えてください。
創造主であり、いのちを愛するかたである神の賛美と栄光のために、
すべての善意の人々と手を携えて、真理と愛の文明を築くことができますように。  「第二バチカン公会議『教会憲章』 #68」

 

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ノボトニー ⋆ ジェローム 神父 について

Oblate Missionaries of Mary Immaculate (0MI)は 聖母献身宣教会 (オブレート 会)に所属するカトリックの司祭ならびに兄弟のグループです。私たちは 全ての人々 --特に貧しい人々 --が人間としての尊厳に対して、完全な自覚を勝ち取るために 努力しています。私たちは、声なき者の叫びを聞き、そして多くの人に聞いてほしい とがんばっています。正義への行動は、私たちの仕事に欠くことのできない部分であ り、抑圧と貧困の原因となる全てを変えようとしているのです。このように、私たち は、まさに命の誕生からその終わりまで、人間の尊厳を認識する社会を創ることにあ ずかっています。
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